宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:20)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/12 13:20 M1.7
11:11 C3.8
06:08 C8.2
02:20 C5.5
9/11 23:41 M1.1
20:21 C3.8
19:29 C7.4
14:56 C9.3
14:26 C7.2
13:28 C3.0
12:58 M1.1
10:09 M1.3
09:24 C3.6
06:29 C4.0
9/10 14:24 C1.5
13:22 C3.6
10:45 C8.3
09:56 C4.7

黒点  9/12 (NOAA)
磁場 フレア
3418 1 α C2
3421 4 β C4
3423 21 βγ C8
3425 24 β C8
3427 3 β ---
3428 1 α ---
3429 4 βγ M1
3430 7 β ---
3431 5 βδ M1
3432 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 366 +1.7
-2 h 376 +1.6
-4 h 385 -0.4
-6 h 394 +0.2
-8 h 398 +0.8
-10 h 408 +1.4
-12 h 395 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 18 -/ -
-2 h 18 -/ -
-4 h 19 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
9/12 0.3 4x10^2
9/11 0.3 3x10^2
9/10 0.3 5x10^2
9/ 9 0.3 1x10^3
9/ 8 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/ 7 13:09 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は比較的穏やかです。
2023/ 9/ 8 13:36 太陽風は低速になっています。M2.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 9/ 9 14:03 太陽風は低速です。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
2023/ 9/10 18:42 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。新しい黒点があちこちに現れています。
2023/ 9/11 14:17 M1.3、M1.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2023/ 9/12 14:20 更新
太陽風はやや低速です。太陽の向こう側でCMEが続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度が380km/秒から400km/秒に上がり、
その後370km/秒へ下がっています。
やや低速の状態です。
磁場の南北成分は、7nT付近で安定しています。

磁場の南北成分は、弱い北寄りの状態です。
磁気圏は静穏で、
オーロラの活動度を示すAE指数は、
ほとんど変化がありません。

27日周期の図を見ると、
前周期は8月18日から速度が高まっています。
明後日くらいからこの高まりが回帰するでしょうか。
注目してください。


太陽は、南東(左下)の3431黒点群でM1.1、
中心部北側(上側)の3425群でM1.7と
2つの中規模フレアが発生しています。

これらの領域は、
この他にもCクラスの小規模フレアを起こしています。
活動の高まりは続くでしょうか。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
太陽の向こう側で、昨夜、11日20時(世界時11日11時)と
今朝、12日8時(世界時11日)23時に、
太陽を囲むように広がる
ハロー型のCME(コロナ質量放出)が発生しています。

それぞれの動画を掲載します。
2つめのCMEは、よりきれいに丸く広がっています。
太陽の向こう側で活動が続いている様です。





太陽の下寄りに広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を丸く囲むように広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。