宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 9/12 14:20 更新 太陽風はやや低速です。太陽の向こう側でCMEが続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が380km/秒から400km/秒に上がり、 その後370km/秒へ下がっています。 やや低速の状態です。 磁場の南北成分は、7nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、弱い北寄りの状態です。 磁気圏は静穏で、 オーロラの活動度を示すAE指数は、 ほとんど変化がありません。 27日周期の図を見ると、 前周期は8月18日から速度が高まっています。 明後日くらいからこの高まりが回帰するでしょうか。 注目してください。 太陽は、南東(左下)の3431黒点群でM1.1、 中心部北側(上側)の3425群でM1.7と 2つの中規模フレアが発生しています。 これらの領域は、 この他にもCクラスの小規模フレアを起こしています。 活動の高まりは続くでしょうか。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 太陽の向こう側で、昨夜、11日20時(世界時11日11時)と 今朝、12日8時(世界時11日)23時に、 太陽を囲むように広がる ハロー型のCME(コロナ質量放出)が発生しています。 それぞれの動画を掲載します。 2つめのCMEは、よりきれいに丸く広がっています。 太陽の向こう側で活動が続いている様です。 太陽の下寄りに広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽を丸く囲むように広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |