宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/ 8 13:36 更新 太陽風は低速になっています。M2.1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒へ下がり、低速になっています。 磁場強度は4nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は弱い南寄りですが、 速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数は小規模の変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部の北東側(左上)に小さいコロナホールが見えています。 4日後くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。 今朝早く、8日4時(世界時7日19時)に、 太陽の北東の端(左上)の3425黒点群で、 M2.1の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131とGOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左上に向かって飛び出しています。 地球に対して横向きの噴出なので影響はありません。 これから3425群は太陽の中心へ向かって進むため、 CMEの影響は地球へ及びやすくなります。 今後の活動に注目してください。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上へ向かってコロナの噴出が発生している。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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