宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/ 9 14:03 更新 太陽風は低速です。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、350〜370km/秒の間を上下して 低速の状態が続いています。 磁場強度は、途中で少し強まる変化が見られますが、 5nT程度と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 北向きになったり、南向きになったり、 切り替わる様な変化になっています。 南向きになった頃に磁気圏の活動が少し強まっていますが、 速度が下がっているので影響は限定的で、 AE指数は、500nTの変化が短い時間発生して、 その他の時間帯は穏やかです。 太陽は、今朝くらいから北西の端(右上)の3421黒点群で C4.2、C8.5、C5.8などの小規模フレアが 連続して発生しています。 (X線グラフの右端付近の変化です) また、昨日M2.1の中規模フレアを起こした 北東(左上)の3425群も、 C4.0、C2.5など、規模は小さいですがフレアが続いています。 どちらも引き続き注目してください。 また、昨夜、8日21時(世界時8日12時)頃に 太陽の向こう側の中心付近で ある程度規模の大きい活動が発生した様で、 太陽を丸く囲むように広がる ハロー型のCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 なかなかきれいな広がり方で、 太陽のこちら側で発生していれば、 太陽風の乱れがしっかりと来ていたでしょう。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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