宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/ 6 14:18 更新 太陽風の小規模の変化がやって来ました。Mフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜遅く、5日23時半(世界時5日14時半)に、 390km/秒から450km/秒へ、 小幅ですが速度の急な高まりが発生しています。 磁場強度も5nTから9nTへ強まっています。 CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが到来した様ですが、 太陽のどの現象に繋がるのかはよく分かりません。 磁場の南北成分が、-8nT程度に南向きに強まる変化が2回発生し、 AE指数は、1000nTの大きい変化が2回発生しています。 その後、磁場強度は3nT前後とやや弱くなり、 速度も、グラフの最後は390km/秒と元に戻っています。 太陽は、中心部北西側(右上)の3421黒点群の活動が強まり、 昨夕、5日17時(世界時5日8時)にM2.0、 今朝、6日4時半(世界時5日19時半)にM1.2、 6日8時半(世界時5日23時半)にM1.0と、 中規模フレアが3回発生しています。 最初のM2.0の動画を掲載します。 この動画では、太陽全体の画像の最後で、 北東の端(左上)の3424群で発生した C7.2の小規模フレアも見えています。 可視光写真では、北半球側に黒点群が並んでいます。 この後の活動に注目して下さい。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 5日23時(世界時5日14時)と6日5時半(世界時5日20時半)に 太陽を丸く囲むように広がる ハロー型のCMEが発生しています。 太陽のこちら側では特に変化が起きていないので、 向こう側で発生した噴出の様です。 3421黒点群で発生したM2.0の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の向こう側で発生した2つのハロー型CME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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