宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/ 5 12:57 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。8月の黒点相対数は 114.9 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、8月の黒点相対数は 114.9 と発表されました。 100を超えてはいますが、 6月は163.4、7月は159.1と高い値が続いたので、 グラフを見ると一段下がった印象を受けます。 黒点相対数の1日値を見ると、 6月14日から8月11日まで59日連続で100以上が続きました。 8月12日に途切れた後も、 再び11日連続で100以上を記録したのですが、 8月24日以降は2桁の日が続く様になり、 これが月平均値を下げる原因になった様です。 3枚目の動画でも、最後は太陽面が少し寂しくなっています。 太陽活動としては、黒点数の高まりはこの後も続きます。 引き続き注目してください。 現在の太陽は、 C1〜2と小さい規模の小規模フレアが発生する程度です。 X線グラフでは、C6.6の小規模フレアが起きていますが、 これは、西の端の向こう側に進んだ 3413黒点群で発生しています。 太陽風は、速度は400km/秒前後、 磁場強度は4〜5nTと、どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤で一時的に南を向いていますが、 その他は弱い北寄りになっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、磁場が南を向いた頃に700nTに達しただけで、 その他は変化のない状態です。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 8月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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