宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/23 13:52 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は500km/秒から430km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は3nTから4nTへ少し上がっていて、 こちらも平均的な状態です。 太陽風速度の高まりは、3日ほどで終わりました。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化が少なくなっています。 太陽は、今朝、23日7時半(世界時22日22時半)に、 西側(右側)の3405黒点群で M1.1の中規模フレアが発生しました。 Mクラスに達するフレアの発生は、 8月8日のM3.6以来で、およそ2週間ぶりです。 SDO衛星AIA193(茶色の写真)の動画を見ると、 M1.1のフレアと共に3405群の左下の領域にかけて コロナの変化が発生しています。 これにより、弱いCME(コロナ質量放出)が 発生しているかもしれません。 その場合、太陽の中心に近いので、 太陽風の変化は地球へもやって来る可能性があります。 3〜4日後の26〜27日頃でしょうか。 3405群で発生したM1.1の中規模フレアと周辺の変化の様子。 (c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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