宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:52)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/23 10:22 C3.4
06:48 M1.1
8/22 16:45 C2.0
08:26 C5.7
8/21 21:20 C3.1
16:26 C4.3
04:24 C3.0
03:22 C2.0

黒点  8/23 (NOAA)
磁場 フレア
3404 2 α ---
3405 3 β M1
3407 1 β C3
3411 1 α ---
3412 1 α ---
3413 3 α C5
3414 4 α ---
3415 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 430 +1.7
-2 h 428 +2.7
-4 h 446 -0.0
-6 h 436 +1.6
-8 h 441 +0.9
-10 h 439 +2.6
-12 h 437 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 7 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
8/23 0.2 7x10^2
8/22 0.3 5x10^2
8/21 0.3 2x10^2
8/20 0.3 4x10^2
8/19 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/18 10:38 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。
2023/ 8/19 14:19 太陽風の速度が少し高まっています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/20 11:07 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかです。
2023/ 8/21 13:11 太陽風の速度は600km/秒台に高まっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/22 13:41 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2023/ 8/23 13:52 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は500km/秒から430km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は3nTから4nTへ少し上がっていて、
こちらも平均的な状態です。

太陽風速度の高まりは、3日ほどで終わりました。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化が少なくなっています。


太陽は、今朝、23日7時半(世界時22日22時半)に、
西側(右側)の3405黒点群で
M1.1の中規模フレアが発生しました。

Mクラスに達するフレアの発生は、
8月8日のM3.6以来で、およそ2週間ぶりです。

SDO衛星AIA193(茶色の写真)の動画を見ると、
M1.1のフレアと共に3405群の左下の領域にかけて
コロナの変化が発生しています。
これにより、弱いCME(コロナ質量放出)が
発生しているかもしれません。

その場合、太陽の中心に近いので、
太陽風の変化は地球へもやって来る可能性があります。
3〜4日後の26〜27日頃でしょうか。




3405群で発生したM1.1の中規模フレアと周辺の変化の様子。
(c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。