宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/20 11:07 更新 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、磁場強度が3nTから8nTへやや強まっています。 速度も、480km/秒から450km/秒へ少し下がりましたが、 その後、500km/秒へ高まって、高速の状態になっています。 磁場の南北成分は、磁場が強まった頃から ゆっくりと南北に変化する様になっています。 このため、磁場が南寄りになった頃に 磁気圏の活動も一時的に強まって、 AE指数は、700nTの中規模の変化と、 グラフの最後に500nT程度の変化が見えています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていないのですが、 この後の太陽風はどの様に推移するでしょうか。 太陽は、南西の端(右下)の3406黒点群で C5.8の小規模フレアが発生した程度で、 X線グラフの変化は少ない状態です。 一方、GOES衛星SUVI 304によると、 太陽の東端(左端)の向こう側で、 昨夕、19日18時(世界時19日9時)に、 プロミネンス噴出が発生しています。 これにより、太陽の左下に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 太陽の向こう側の現象なので、影響はありません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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