宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/10 14:15 更新 M2.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の南西側(右下)の3358黒点群付近で、 10日12時半(世界時10日3時半)に M2.3の中規模フレアが発生しました。 太陽の南西側では、 昨夜から3368黒点群が新しく現れて大きくなり、 それとともに、周囲の3358群、3366群で Cクラスの小規模フレアが発生する様になっていました。 今朝以降のこの領域の活動の様子を SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 最後に明るく輝いているのが、M2.3のフレアです。 引き続き注目してください。 太陽風は、DSCOVR衛星の速度のグラフが後半で乱れているので、 ACE衛星のグラフも掲載します。 こちらを参照すると、370km/秒とやや低速の状態から、 今朝くらいから350km/秒へ下がって、 低速の風になっている様です。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは南西の端に近付いています。 特に影響のないままでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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