宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/ 9 13:08 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夕に460km/秒から410km/秒へ一段下がり、 現在は390km/秒と更に少し下がっています。 全体としては、平均的な状態での変化です。 磁場強度は、5〜6nTとこちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの途中から北寄りになっています。 磁気圏は穏やかな状態で、 AE指数は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが南西側(右下)に進んでいます。 これから、この領域の影響はどうなるでしょうか。 太陽は、中心部北西側(右上)の3361黒点群と 南西側(右下)の3366群で、 C2〜5の小規模フレアが数回発生しています。 この後、活動の規模が大きくなる様であれば 注意が必要になるでしょう。 今朝、9日5時(世界時8日20時)頃に、 太陽の右上へ噴出するCME(コロナ質量放出)が発生しました。 昨日と同じく、太陽の向こう側の現象の様です。 これらの現象が10日ほど早く発生していたら、 太陽風の乱れが地球に到来していたのではないでしょうか。 太陽の南東(左下)の3363群の黒点は、 大きい姿を保っています。 太陽の右上に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3363黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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