宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/ 5 17:01 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒へ下がって、低速になっています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。 太陽風の速度が下がっていることもあり、 磁気圏は穏やかな状態です。 AE指数は、変化のない状態で推移しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 中心部の北側と、南側のやや緯度が高い領域に コロナホールが見えています。 3日後くらいからこれらの領域の影響で 太陽風の速度が高まるかもしれません。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 昨日の昼、4日13時(世界時4日4時)頃から、 太陽の南側で大きく広がるCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 SDO衛星のAIAの画像では、 対応する時間帯に目立つ規模の変化は起きていないので、 太陽の向こう側で発生した現象の可能性がありますが、 NOAA/SWPCの太陽風予報のページでは、 こちら側の噴出と考えていて、 明後日、7日15時(世界時7日6時)頃に 太陽風の乱れが到来する可能性がある様です。 太陽風の変化に注目してください。 フレアは、北西の端(右上)に達した3354黒点群で、 昨夜以降、M1.4の中規模フレアや、 C8.0、C4.8、C6.0、C3.9、C3.4などの 小規模フレアの発生が続いています。 3354群は、これから西の端に没して見えなくなるので、 フレアの発生は少なくなりそうです。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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