宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/ 6 12:20 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 今日に入った頃から太陽風の速度が上がり始め、 350km/秒と低速の状態から、 今朝の段階で430km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度も同様に強まっていて、 今朝以降11nTで推移しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。 磁気圏は穏やかな状態が続いていて、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 太陽風のグラフの右端付近では、 速度も磁場強度も値が安定しています。 この状態がしばらく続くのでしょうか。 引き続き、速度の高まりなど変化に注目してください。 太陽は、北西の端(右上)に達した3354黒点群で、 M1.0の中規模フレアや、 C7.5、C8.2、C5.4などの小規模フレアが続きました。 現在の可視光写真では3354群は見えなくなっていて、 向こう側に進んでいます。 残った領域では、中心部南側(下)の3359群で C6.2の小規模フレアが発生しています。 また、南東の端(左下)から新しい黒点群が現れていて、 C4.3の小規模フレアを起こしています。 この後、どの様な活動が見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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