宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/ 2 13:10 更新 M1.1とM2.0の中規模フレアが発生しました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽の南東の端(左下)に現れた3359黒点群で、 今朝、2日7時(世界時1日22時)にM1.1、 2日11時半(世界時2日2時半)にM2.0と、 中規模フレアが2回発生しています。 3359群ではその前にC4.0の小規模フレアも起きていて、 一連の活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 X線グラフを見ると、 Mフレアはどちらも増加が短時間で終わるタイプです。 この後、どの様な活動を起こすでしょうか。 引き続き注目してください。 一方、3354黒点群は、大きい姿を保っていますが、 C2くらいの小規模フレアを起こした程度で、 次第に西の端に近付いています。 太陽風は、 速度が500km/秒から450km/秒程度へ下がり、 磁場強度も7nTから5nTへ少し下がっています。 概ね平均的な状態になっています。 磁場の南北成分は、 0nT付近か弱い北向きで、 磁気圏は穏やかになっています。 AE指数はほとんど変化のない状態です。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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