宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/ 3 12:57 更新 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 今朝、3日9時(世界時3日0時)に、 太陽の北西の端近く(右上)の3354黒点群で、 X1.0の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 Xクラスのフレアの発生は、 世界時6月20日のX1.1以来で、およそ10日ぶりです。 3354群では、昨日の夕方にC6.5、C8.8と 大きめのCクラスフレアが発生していましたが、 そこから一気にXクラスの発生となりました。 SOHO衛星LASCO C2を見ると、 分かるほどのCME(コロナ質量放出)の発生はなかった様です。 3354群は、この後の活動はどうなるでしょうか。 太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒へ少し下がっています。 平均的な状態は続いています。 磁場強度も6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は基本的に穏やかで、 AE指数は小規模の変化が起きている程度です。 3354黒点群で発生したX1.0の大規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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