宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/19 13:46 更新 3311黒点群で、M5.3、M4.5などの中規模フレアが多数発生しています。 担当 篠原 太陽の北東(左上)に現れた黒点は、3311群と番号が付けられました。 昨日の午後以降活動が強まり、 18日15時(世界時18日6時)にM1.0、 18日16時(世界時18日7時)にM1.2、 18日20時半(世界時18日11時半)にM2.2、 18日21時半(世界時18日12時半)にM1.6、 19日5時(世界時18日20時)にM3.8、 19日6時半(世界時18日21時半)にM4.5、 19日9時半(世界時19日0時半)にM5.3、 19日12時(世界時19日3時)にM1.6と、 次々に中規模フレアを起こしています。 M2.2以降の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 GOES衛星のX線グラフは、後半が激しい変化になっています。 SOHO衛星LASCO C2を見ると、 今のところはっきり分かる規模のCME(コロナ質量放出)は 発生していない様です。 3211群はこれから太陽の中心に向かうので、 この後も活動が続き、CMEを伴うようになると、 注意がより必要になるでしょう。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、 低速になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 南東側(左下)のコロナホールが目立つようになっています。 来週はこの領域の影響が来ることになりそうです。 3311黒点群で発生が続いている、M2.2、M4.5、M5.3等の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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