宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:46)
今日、M5.3の中規模フレアが発生しました。
また、M9.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/19 11:50 M1.6
09:41 M5.3
09:05 C5.1
07:28 C7.9
05:52 M4.5
05:15 M3.8
02:23 M1.1
00:46 C4.0
5/18 21:41 M1.6
20:19 M2.2
20:00 C4.2
18:49 C9.6
15:50 M1.2
15:15 M1.0
13:07 C3.8
12:05 C8.6
06:40 C9.5
04:29 C5.0
03:38 C6.2
01:14 C7.4
00:22 C4.3
5/17 23:34 C6.4
17:25 C2.3
12:41 C2.9
01:33 M9.6

黒点  5/19 (NOAA)
磁場 フレア
3301 3 α ---
3302 1 α ---
3305 12 βγ C2
3307 5 β ---
3308 8 β ---
3309 1 α C4
3310 5 β C3
3311 6 β M4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 318 +0.3
-2 h 327 +2.0
-4 h 330 +1.0
-6 h 340 +2.0
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 16 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^1
5/19 0.6 2x10^2
5/18 0.7 2x10^2
5/17 0.8 3x10^2
5/16 0.3 4x10^2
5/15 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/14 12:31 太陽風磁場の一時的な強まりが到来しました。現在は平均的な状態です。
2023/ 5/15 12:51 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 5/16 15:09 太陽風はやや高速です。磁気圏もやや活動的になっています。
2023/ 5/17 17:24 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 5/18 12:35 太陽の北東の端でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 5/19 13:46 更新
3311黒点群で、M5.3、M4.5などの中規模フレアが多数発生しています。

担当 篠原

太陽の北東(左上)に現れた黒点は、3311群と番号が付けられました。
昨日の午後以降活動が強まり、
18日15時(世界時18日6時)にM1.0、
18日16時(世界時18日7時)にM1.2、
18日20時半(世界時18日11時半)にM2.2、
18日21時半(世界時18日12時半)にM1.6、
19日5時(世界時18日20時)にM3.8、
19日6時半(世界時18日21時半)にM4.5、
19日9時半(世界時19日0時半)にM5.3、
19日12時(世界時19日3時)にM1.6と、
次々に中規模フレアを起こしています。

M2.2以降の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
GOES衛星のX線グラフは、後半が激しい変化になっています。

SOHO衛星LASCO C2を見ると、
今のところはっきり分かる規模のCME(コロナ質量放出)は
発生していない様です。

3211群はこれから太陽の中心に向かうので、
この後も活動が続き、CMEを伴うようになると、
注意がより必要になるでしょう。


太陽風は、速度が320km/秒に下がり、
低速になっています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193では、
南東側(左下)のコロナホールが目立つようになっています。
来週はこの領域の影響が来ることになりそうです。




3311黒点群で発生が続いている、M2.2、M4.5、M5.3等の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。