宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/18 12:35 更新 太陽の北東の端でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽では、昨夜から北東の端(左上)の向こう側で 活動が続く様になっています。 17日23時半(世界時17日14時半)にC6.4、 18日1時(世界時17日16時)にC7.4、 18日3時半(世界時17日18時半)にC6.2、 18日6時半(世界時17日21時半)にC9.5 などの小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 少し向こう側で発生しているので、 本当の規模はより大きい可能性があります。 可視光写真では、黒点が見え始めています。 今後の活動に注目して下さい。 また、18日0時半(世界時17日15時半)に、 太陽の南西側(右下)の3309黒点群で、 C4.3の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA193ではコロナが噴き上がる様子が見え、 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 太陽の右下寄りにCME(コロナ質量放出)が広がっています。 地球に対して斜めに噴出していますが、 3日後くらいに太陽風の乱れがやって来るかもしれません。 太陽風は、速度が450km/秒から410km/秒程度に少し下がっています。 磁場強度は、4nTで安定しています。 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化の無い状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東側にコロナホールが見えています。 緯度の高い領域が明日、明後日くらいに中心線に達し、 続いて低緯度側の領域が達します。 来週は、これらの領域の影響で 太陽風の速度が高まるかもしれません。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南西の3309群で発生したC4.3の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下寄りに広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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