宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:35)
今日、C9.5の小規模フレアが発生しました。
また、M9.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/18 12:05 C8.6
06:40 C9.5
04:29 C5.0
03:38 C6.2
01:14 C7.4
00:22 C4.3
5/17 23:34 C6.4
17:25 C2.3
12:41 C2.9
01:33 M9.6
5/16 21:03 C4.5
18:45 C2.0

黒点  5/18 (NOAA)
磁場 フレア
3301 4 α ---
3302 1 α ---
3305 19 βγ C2
3307 1 α ---
3308 4 β ---
3309 4 β C4
3310 3 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 419 +0.7
-2 h 423 -1.0
-4 h 429 +0.9
-6 h 425 +1.1
-8 h 417 +1.2
-10 h 418 +0.4
-12 h 415 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 12 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 8x10^1
5/18 0.7 2x10^2
5/17 0.8 3x10^2
5/16 0.3 4x10^2
5/15 0.3 3x10^2
5/14 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/13 13:59 CMEによる太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏の活動は強まりませんでした。
2023/ 5/14 12:31 太陽風磁場の一時的な強まりが到来しました。現在は平均的な状態です。
2023/ 5/15 12:51 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 5/16 15:09 太陽風はやや高速です。磁気圏もやや活動的になっています。
2023/ 5/17 17:24 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 5/18 12:35 更新
太陽の北東の端でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽では、昨夜から北東の端(左上)の向こう側で
活動が続く様になっています。
17日23時半(世界時17日14時半)にC6.4、
18日1時(世界時17日16時)にC7.4、
18日3時半(世界時17日18時半)にC6.2、
18日6時半(世界時17日21時半)にC9.5
などの小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
少し向こう側で発生しているので、
本当の規模はより大きい可能性があります。
可視光写真では、黒点が見え始めています。
今後の活動に注目して下さい。

また、18日0時半(世界時17日15時半)に、
太陽の南西側(右下)の3309黒点群で、
C4.3の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA193ではコロナが噴き上がる様子が見え、
SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
太陽の右下寄りにCME(コロナ質量放出)が広がっています。

地球に対して斜めに噴出していますが、
3日後くらいに太陽風の乱れがやって来るかもしれません。


太陽風は、速度が450km/秒から410km/秒程度に少し下がっています。
磁場強度は、4nTで安定しています。
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。
磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化の無い状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南東側にコロナホールが見えています。
緯度の高い領域が明日、明後日くらいに中心線に達し、
続いて低緯度側の領域が達します。
来週は、これらの領域の影響で
太陽風の速度が高まるかもしれません。



太陽の北東の端の少し向こう側で発生したCクラスのフレアたち。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南西の3309群で発生したC4.3の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下寄りに広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。