宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:09)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/16 --- ---
5/15 16:23 C2.9
09:46 C3.4
5/14 18:11 C7.0
13:28 C3.6
12:58 C3.5
08:36 C3.4
07:26 C2.9
05:50 C4.4
03:38 C4.3

黒点  5/16 (NOAA)
磁場 フレア
3301 4 α C2
3302 5 β ---
3304 3 β ---
3305 24 βγ C4
3306 5 β C3
3307 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:04 484 -0.9
-2 h 482 -1.0
-4 h 483 -0.7
-6 h 498 -1.7
-8 h 474 +3.1
-10 h 459 +3.1
-12 h 465 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 0 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
5/16 0.3 4x10^2
5/15 0.3 3x10^2
5/14 0.3 5x10^2
5/13 0.3 6x10^2
5/12 2.0 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/11 12:30 高速の太陽風が続いています。昨日のCMEによる乱れが近付いています。
2023/ 5/12 13:25 高速の太陽風が続いています。CMEによる乱れはまだです。
2023/ 5/13 13:59 CMEによる太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏の活動は強まりませんでした。
2023/ 5/14 12:31 太陽風磁場の一時的な強まりが到来しました。現在は平均的な状態です。
2023/ 5/15 12:51 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 5/16 15:09 更新
太陽風はやや高速です。磁気圏もやや活動的になっています。

担当 篠原

太陽風は、450〜480km/秒とやや高速の状態で推移しています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りですが、
後半からやや南寄りで変化する様になっています。
このため、AE指数は後半で500nTの中規模の変化が発生していて、
磁気圏も少し活動的になっている様です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていませんが、
太陽風の速度は高めの状態が続いています。



太陽のX線グラフでは、
昨夕、15日16時半(世界時15日7時半)に
継続時間の長いC2.9の高まりが発生しています。
これは、太陽の南東の端(左下)の向こう側で
発生したフレアによるものです。
実際にはどの様な規模だったのでしょうか。

この後もこの領域の活動が続く様であれば、
こちら側に現れるので注目です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。