宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/16 15:09 更新 太陽風はやや高速です。磁気圏もやや活動的になっています。 担当 篠原 太陽風は、450〜480km/秒とやや高速の状態で推移しています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りですが、 後半からやや南寄りで変化する様になっています。 このため、AE指数は後半で500nTの中規模の変化が発生していて、 磁気圏も少し活動的になっている様です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていませんが、 太陽風の速度は高めの状態が続いています。 太陽のX線グラフでは、 昨夕、15日16時半(世界時15日7時半)に 継続時間の長いC2.9の高まりが発生しています。 これは、太陽の南東の端(左下)の向こう側で 発生したフレアによるものです。 実際にはどの様な規模だったのでしょうか。 この後もこの領域の活動が続く様であれば、 こちら側に現れるので注目です。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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