宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 3/19 12:41 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動は時々強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 420km/秒から450km/秒へ少し上がっています。 磁場強度は、5〜6nTで安定しています。 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 北寄りになったり、南寄りになったり、 ゆっくり変化する状態が続いています。 磁気圏の活動も、 強まったり、静かになったりとなっていて、 AE指数は、飛び飛びで500nT前後の 中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南東側(左下)のコロナホールが目立っています。 明日くらいに太陽の中心線に達して、 その3日後くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 太陽は、南東の端近くの3256黒点群で C9.4とMクラス寸前の小規模フレアが発生しています。 3256群とその左下の3257群では、 C1〜2の小さい小規模フレアが頻繁に発生しています。 変化が大きくなるようであれば、注意が必要になるでしょう。 また、北東の端(左上)に新しい黒点が現れています。 この後、どの様な活動を起こすでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |