宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/17 --- ---
3/16 13:35 C1.3
3/15 --- ---

黒点  3/17 (NOAA)
磁場 フレア
3247 1 α ---
3249 1 α ---
3250 1 α ---
3251 1 α ---
3252 1 α ---
3254 7 β C1
3255 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 461 -2.4
-2 h 458 +3.1
-4 h 457 +3.4
-6 h 486 +3.4
-8 h 480 +2.4
-10 h 469 +0.6
-12 h 491 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
3/17 0.8 2x10^2
3/16 1.3 2x10^2
3/15 22.0 1x10^3
3/14 13.0 1x10^3
3/13 13.2 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/12 10:00 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は低速になっている様です。
2023/ 3/13 13:24 太陽で噴出が続いています。太陽風はやや低速です。
2023/ 3/14 14:04 太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2023/ 3/15 13:51 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2023/ 3/16 13:10 太陽風は高速の状態です。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 3/17 12:39 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風の速度は次第に低下して、
今朝以降は450km/秒前後と
平均的な状態に戻っています。
磁場強度も5nTと平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
このため、磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化していません。

太陽風のグラフの最後で、
磁場が南向きに切り替わっていますが、
この傾向は続くでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
南東の端(左下)にコロナホールの広がりが見えています。
次の注目はこの領域になりそうです。


太陽は、フレアは穏やかな状態が続き、
C1の小さい活動が時々発生している程度です。

可視光写真では、南東の端に新しい黒点が現れています。
今のところ小さい活動がちらちら見えている程度です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。