宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/13 13:24 更新 太陽で噴出が続いています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 昨日の昼、12日11時(世界時12日2時)頃に、 太陽の北東の端(左上)でプロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の左上に飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。 そして、今日未明、13日3時(世界時12日18時)頃には、 太陽の南東側(左下)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 CMEの様子を、 STEREO Ahead衛星COR2の動画で紹介します。 この衛星は地球よりも少し左側から太陽を観測しています。 CMEは、太陽の下側を中心に飛び出しています。 地球方向は、弱い影響に留まりそうです。 太陽のフレアは、中心部南側の3253群で、 C3.2の小規模フレアが発生した程度です。 3日連続で噴出の動画を紹介しています。 フレアの発生は少なくなっていますが、 太陽では様々な現象が発生しています。 太陽風は、370km/秒とやや低速になっています。 グラフの最後でデータが途切れていますが、 現在は350km/秒くらいまで下がっている様です。 磁場強度は、一時的に9nTに強まる変化が発生していますが、 以降は5nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤以降は弱い北寄りで、 磁気圏は穏やかです。 AE指数も中盤以降は変化が見られなくなっています。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上寄りに噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下寄りに噴出するCME。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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