宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/12 10:00 更新 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は低速になっている様です。 担当 篠原 昨夜、11日23時(世界時11日14時)頃、 太陽の南西の端近く(右下)で、 フィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、太陽の右下に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 コロナのガスが丸く広がっていく様子が良く見えています。 地球に対しては横向きの噴出なので、 影響はないでしょう。 太陽では、南西の3245黒点群で、 C4.9やC1台の小規模フレアが発生した程度です。 X線グラフは変化が見られなくなっています。 太陽風は、DSCOVR衛星の速度のグラフが 不安定になっている様です。 ACE衛星のデータを参照すると、 350km/秒の低速の状態から、 グラフの最後は380km/秒に少し上がっています。 全体として穏やかな状態が続いている様です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半から南北に変化が見られる様になっています。 AE指数も最後に500nTの変化が発生しています。 この後、磁場の南北成分はどの様に変化するでしょうか。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の右下に飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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