宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
また、M5.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 8 02:37 C2.6
3/ 7 17:15 C3.0
14:37 C1.4
13:45 C1.4
12:58 C4.7
11:24 C4.0
02:26 M1.0
3/ 6 23:56 C4.8
23:32 C7.2
23:11 C4.2
21:03 C5.0
18:00 M1.3
14:37 C3.6
13:46 C3.4
11:11 M5.8
06:19 M5.0
04:27 C3.8
01:26 M1.0

黒点  3/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3238 1 α M1
3239 1 α ---
3240 4 β ---
3241 1 α C7
3242 27 βδ M1
3243 1 β M6
3244 7 β ---
3245 13 β C4
3246 3 β ---
3247 3 β ---
3248 9 β ---
3249 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:52 450 -1.7
-2 h 470 +0.5
-4 h 487 +1.2
-6 h 504 -0.4
-8 h 533 -0.6
-10 h 544 -0.2
-12 h 558 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^3
3/ 8 0.3 9x10^3
3/ 7 0.3 1x10^4
3/ 6 0.3 1x10^4
3/ 5 0.3 6x10^3
3/ 4 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/ 3 08:06 太陽風は高速の状態が続いています。M3.8の中規模フレアが発生しました。
2023/ 3/ 4 08:24 X2.0の大規模フレアが発生しました。横方向にCMEが発生しています。
2023/ 3/ 5 14:57 M5.2などの中規模フレアがあちこちで発生しています。
2023/ 3/ 6 08:38 M5.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。
2023/ 3/ 7 14:30 M5.8の中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2023/ 3/ 8 13:14 更新
太陽風の速度は下がって、平均的な状態に戻っています。

担当 篠原

太陽風のグラフは、速度は前半が特に不安定ですが、
次第に速度が低下している様子で、
最後は450km/秒と平均的な状態に戻っている様です。
磁場強度は4nTへ少し下がった程度で、平均的な状態です。

磁気圏は穏やかな状態で、
AE指数は、グラフの中盤以降は変化が見られなくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期は2月12日まで、もう3日ほど速度の高まりが続いていますが、
今回は早く終わってしまうのかもしれません。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見えていません。


太陽はフレアの発生は少なくなっていて、
規模の小さいCクラスの小規模フレアが発生している程度です。

一方、太陽の北西(右上)で、
今朝、8日5時(世界時7日20時)にプロミネンス噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の右上に飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。
地球に対しては横向きなので、影響はありません。




昨夜、種子島から霧島に戻ってきました。
4年ぶりの現地開催はとても刺激的でした。
続いて、今日から工事のため学内LANが停止しています。
このためフレア速報や情報BOXなどが停止しています。
記事の更新作業も半分くらいが手動になっていて、
時間がだいぶかかっています。
学内LANは金曜日まで停止する予定です。
再開までお待ちください。



太陽の北西で発生したプロミネンス噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右上に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。