宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/ 4 08:24 更新 X2.0の大規模フレアが発生しました。横方向にCMEが発生しています。 担当 篠原 今日未明、4日2時半(世界時3日17時半)に、 太陽の北西の端(右上)の3234黒点群で X2.0の大規模フレアが発生しました。 Xフレアの発生は、 世界時2月17日のX2.2以来、2週間ぶりです。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星の画像は抜けている時間が多く、 LASCO C2の一部の画像を使った 噴出直後までの動画を掲載します。 また、STEREO Ahead衛星COR2の動画も掲載します。 この様子では、CMEは右の横方向に飛び出していて、 地球への影響はなさそうです。 3234群はもうすぐ西の端に沈んで行きます。 この領域の活動が見えるのは、もうしばらくの間です。 太陽風は、グラフでは速度が高まって600km/秒近くに達していますが、 全体の様子から、値が正しいのか不明です。 グラフの後半の様子を見ると、 全体として500km/秒付近で推移していたのではないかと感じます。 磁場強度は7〜9nTと少し強い状態です。 南北成分は、南北に変化していて、 AE指数は700nTや1000nTの中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西に進んでいます。 現在の太陽風速度の高まりは、 この領域の影響なのでしょうか。 種子島ロケットコンテストは、 天候の関係で競技は明日の実施になりました。 今日はワークショップです。 また、H3の打ち上げが種子島滞在中の6日になったので、 現地で見られると喜んでいます。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが右方向に飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Ahead衛星でも同様に見えています。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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