宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/ 3 08:06 更新 太陽風は高速の状態が続いています。M3.8の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、450〜550km/秒の間を上下しながら推移していて、 全体としてはまだ高速の状態が続いています。 5nTと平均的な状態だった磁場強度は、 今日に入った頃からゆっくりと強まり、 現在は10nTに達しています。 磁場の強まりが流れてきた様です。 南北成分もゆっくりと南向きに強まって、 -5nT程度の変化がしばらく続いています。 このため、磁気圏の活動もやや強まって、 AE指数は700nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風磁場の強まりはピークに達している様に見えます。 この後は下がっていきそうです。 SDO衛星AIA193では、 中心部の北側にコロナホールが広がっています。 明後日くらいからこの領域の影響で 太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、今朝、3日6時(世界時2日21時)に、 北西(右上)の3234黒点群でM3.8の中規模フレアが発生しました。 また、深夜、3日1時(世界時2日16時)頃に、 南東の端近く(左下)でフィラメント噴出が発生しています。 地球に対しては横向きですが、 CME(コロナ質量放出)が発生している様です。 今日から、4年ぶりに現地で開催される 種子島ロケットコンテストに参加します。 今、鹿児島港から種子島に向かっているところです。 7日にかけて記事の更新時刻が不安定になります。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東の端で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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