宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:06)
今日、M3.8の中規模フレアが発生しました。
また、M8.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 3 06:03 M3.8
3/ 2 21:03 C6.5
20:37 C3.7
19:26 C3.2
14:30 C3.0
13:54 C5.1
13:26 C9.2
12:49 C4.1
08:19 C2.7
03:10 C1.6
3/ 1 18:03 C3.0
15:11 C3.0
14:26 C1.5
13:58 C1.7
13:00 C6.3
11:54 C4.9
10:37 C9.3
10:01 M1.0
07:24 C4.3
02:37 M8.6
01:08 C5.8

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3230 2 α ---
3234 20 βγδ M9
3236 5 β C4
3238 1 α ---
3239 1 α ---
3240 3 β M1
3241 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:55 517 -5.0
-2 h 464 -5.7
-4 h 475 -2.0
-6 h 498 +0.2
-8 h 508 +1.3
-10 h 496 +2.7
-12 h 528 +3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -39 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
3/ 3 0.3 4x10^3
3/ 2 0.3 6x10^3
3/ 1 0.5 6x10^3
2/28 1.6 1x10^3
2/27 24.8 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 2/26 12:36 M6.3の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2023/ 2/27 12:51 CMEによる太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まっています。
2023/ 2/28 12:53 2つめの太陽風の乱れが到来して、速度は850km/秒へ高まり、磁気圏の活動も激しくなりました。
2023/ 3/ 1 13:21 600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏は静かになっています。
2023/ 3/ 2 12:29 高速の太陽風は続いていますが、速度は次第に低下しています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2023/ 3/ 3 08:06 更新
太陽風は高速の状態が続いています。M3.8の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、450〜550km/秒の間を上下しながら推移していて、
全体としてはまだ高速の状態が続いています。

5nTと平均的な状態だった磁場強度は、
今日に入った頃からゆっくりと強まり、
現在は10nTに達しています。
磁場の強まりが流れてきた様です。

南北成分もゆっくりと南向きに強まって、
-5nT程度の変化がしばらく続いています。
このため、磁気圏の活動もやや強まって、
AE指数は700nTの中規模の変化が発生しています。

太陽風磁場の強まりはピークに達している様に見えます。
この後は下がっていきそうです。

SDO衛星AIA193では、
中心部の北側にコロナホールが広がっています。
明後日くらいからこの領域の影響で
太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、今朝、3日6時(世界時2日21時)に、
北西(右上)の3234黒点群でM3.8の中規模フレアが発生しました。

また、深夜、3日1時(世界時2日16時)頃に、
南東の端近く(左下)でフィラメント噴出が発生しています。
地球に対しては横向きですが、
CME(コロナ質量放出)が発生している様です。




今日から、4年ぶりに現地で開催される
種子島ロケットコンテストに参加します。
今、鹿児島港から種子島に向かっているところです。
7日にかけて記事の更新時刻が不安定になります。



3234黒点群で発生したM3.8の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南東の端で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。