宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/25 13:54 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、DSCOVR衛星のデータがやや不安定になっていますが、 450km/秒前後で推移している様です。 参考にACE衛星を見ると、こちらは400km/秒付近です。 多少の違いはありますが、 概ね平均的な速度で安定している様です。 磁場強度は5〜6nTとこちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近から、 グラフの後半は弱い北寄りになっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 一方、27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、12月30日から速度の高まりが発生していました。 この変化が回帰するのであれば明日くらいになりそうですが、 どの様に推移するでしょうか 太陽は、北東の端(左上)近くの3192黒点群で、 C9.4と大きめの小規模フレアが発生しています。 この3192群や、南西の端(右下)の3190群、3194群は もうすぐ太陽の向こう側に回ってしまいます。 この後、太陽は一旦穏やかになりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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