宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/21 13:31 更新 太陽の右下でCMEが発生しています。太陽風の速度が少し高まっている様です。 担当 篠原 太陽の南西側(右下)で、 昨夜、20日20時(世界時20日11時)頃に フィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 太陽から右下に向かって、 コロナのガスが大きく飛び出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 動画を見ると、地球に対して横向きに飛び出している様で、 地球への影響は到来しても小さそうです。 フレアの発生は少なくなっていて、 3192群でC7.3、3190群でC5.3などの小規模フレアが 発生している程度です。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いていますが、 グラフの最後で480km/秒へ上昇しています。 磁場強度は、8nT前後と少し強まった状態です。 磁気圏は全体としては穏やかな状態で、 AE指数は一時的に700nTの中規模の変化が発生した程度で、 その他は変化が小さくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も速度が高まる変化が発生していました。 その変化が回帰しているのかもしれません。 この後の変化に注目してください。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) フィラメント噴出によりCMEが右下に向かって飛び出している。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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