宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/10 12:57 更新 X1.9の大規模フレアが発生しました。Mクラスのフレアも続いています。 担当 篠原 昨日のニュースで活動が強まっていることをお知らせした 太陽の南東(左下)の3184黒点群で、 今日未明、10日3時半(世界時9日18時半)に、 X1.9の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 Xフレアの発生は、1月6日のX1.2以来で4日ぶりです。 また、X1.9の規模に達するフレアだと、 昨年の春、2022年4月20日のX2.2以来となり、 およそ9か月ぶりです。 太陽では、北東の端(左上)に新しい領域が現れていて、 動画の後半で、C5.9の小規模フレア、 M5.1の中規模フレアの発生が見えています。 また、南西(右下)の3181群の活動も強まっていて、 昨夕以降、M2.1、M1.0、M2.6と 中規模フレアが続いています。 最後のM2.6は、掲載の動画の最後で見えています。 3181群は、可視光写真の黒点もより大きくなっています。 この後も太陽の活動に注目して下さい。 太陽風は、速度が350km/秒前後に下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、 5nTからグラフの後半で7nTに少し強まっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は、CME(コロナ質量放出)による乱れなどがなければ、 低速の穏やかな状態が続きそうです。 南東の3184黒点群で発生したX1.9の大規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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