宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/ 6 13:37 更新 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になっています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の3182黒点群で、 今朝、6日9時半(世界時6日0時半)に、 X1.2の大規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 Xクラスのフレアの発生は、 2022年10月2日(世界時)のX1.0以来で、3か月ぶりです。 目立つ規模のCME(コロナ質量放出)は 発生していないようです。 南東の端に見えている3182群は、 これから太陽の中心に進みます。 規模の大きいフレアが続く様であれば、 より注意が必要な状況になるでしょう。 太陽風は、磁場強度の強まりの状態は続いていますが、 20nTから10nTへゆっくりと下がっています。 速度は380km/秒から今日未明には350km/秒へ下がっていますが、 そこから上昇が始まり、 現在は530km/秒と高速の状態に変わっています。 コロナホールの影響が始まった様です。 磁場の南北成分は、 北寄りの状態から南寄りに変わり、 グラフの後半で再び北寄りに変化しています。 このため、AE指数もグラフの途中から 500nTくらいの変化が続きますが、 最後は静かになっています。 太陽風の速度が高まっているので、 磁場の南北成分が南向きに変化する様になると、 磁気圏の活動は強まるでしょう。 この後の変化に注目してください。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3182黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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