宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 1/ 7 13:37 更新 太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻りかけています。 担当 篠原 昨日X1.2のフレアを起こした3182黒点群は、 その後は落ち着いていましたが、 今朝、7日9時半(世界時7日0時半)に M1.6の中規模フレアが発生しました。 この後も活動は続くでしょうか。 また、中心部南西の3183群で、 C6.2、C5.0の小規模フレアが発生していて、 やや活動的な状態です。 太陽風は、速度のグラフが不安定になっていますが、 500km/秒から450km/秒へ次第に低下しているようです。 高速風の領域は終わりそうです。 磁場強度も10nTから7nTへ下がり、 こちらも平均的な状態に戻りかけています。 磁場の南北成分は、 北寄りの傾向から、0nT付近で変化する様になっています。 今のところ磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 27日周期の図の前周期も、 12月14日以降は300km/秒台に下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |