宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/10 09:51 更新 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の南東の端(左下)から新しい領域が現れ、 Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生する様になっています。 この1日ほどの活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 規模の大きいものとしては、 9日20時半(世界時9日11時半)のC4.0、 9日23時(世界時9日14時)のC6.0、 10日1時半(世界時9日16時半)のC4.5などがあります。 X線グラフの最後で発生しているC5.0のフレアは、 中心部北側(上)の3157群で発生しています。 この後、活動は強まるでしょうか。 注目して下さい。 太陽風は530km/秒程度の高速の状態が続いていましたが、 グラフの最後で少し下がり、500km/秒を割りかけています。 コロナホールの影響の終わりが近づいているのかもしれません。 磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。 磁場の南北成分は、やや北寄りで推移している様です。 磁気圏の活動は全体としては穏やかで、 AE指数は、磁場が一時的に南向きに変化した頃に 600nTの中規模の変化が1回発生した程度で、 その他は変化がありません。 SDO衛星AIA193では、目立つ様なコロナホールはありません。 太陽風は次第に穏やかになりそうです。 太陽の南東の端でCクラスのフレアが続いています。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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