宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2022/11/21 13:05 更新 太陽風は平均的な速度に上がっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 310km/秒と低速だった太陽風の速度は、 今日の未明に一段上がり、 410km/秒と平均的な速さになっています。 磁場強度は、5nTと10nTの間を上下しています。 SDO衛星AIA193の太陽の 南西(右下)に見えるコロナホールの影響が やって来たのかもしれませんが、 変化としては小さい規模に留まっています。 磁場の南北成分は、少し大きく南北に変化していますが、 南向きの変化は比較的短時間で、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が発生した程度です。 太陽風の強まりはこの規模で終わるのか、 この後もう一段高まるのか、もうしばらく注目してください。 太陽は、北西の端に近付いている3150黒点群で、 C3.3の小規模フレアと、 中心部北東側(左上)の3149群で、 C2.9の小規模フレアが発生しています。 全体としては穏やかな状態です。  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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