宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/11/19 13:15 更新 太陽風は低速ですが、これから高まる可能性があります。 担当 篠原 昨夕、18日18時(世界時18日9時)に、 太陽の北西の端の向こう側(右上)で、 C5.5の小規模フレアが発生しました。 太陽の向こう側で発生しているので、 実際の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 そして、GOES衛星SUVI 131、304では、 フレアとともにプロミネンスが噴き上がる様子が 撮影されています。 この噴出はCME(コロナ質量放出)になっていて、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 淡いガスが右上に飛び出しています。 横方向なので地球への影響はありません。 太陽のこちら側では、北西側の3150黒点群で、 C5.1、C4.6の小規模フレアが発生しています。 この領域は昨日の夕方から発生して、 現在の大ききさに発達しています。 この後も活動が続くでしょうか。 太陽風は、速度が310km/秒から370km/秒へ 少し上がっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態でしたが、 今日未明から強まり始め、現在は12nTに達しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の南側に見えている コロナホールの影響が近付いているのかもしれません。 この後、速度がさらに高まる可能性があります。 注目してください。 磁気圏は、太陽風の磁場が南向きに変化した影響で、 AE指数で700nTの中規模の変化が発生しています。 現在の磁場はやや北寄りで、 磁気圏は穏やかになっていますが、 この後、南寄りに傾向が変わると、 磁気圏の活動も高まる可能性があります。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北西に向かって噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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