宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/11/16 12:57 更新 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒台を割り、 グラフの最後では370km/秒くらいになっています。 このまま低速の状態になりそうです。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近かやや北寄りで、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、ほとんど変化のない状態で推移しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南東(左下)でコロナホールが大きく広がっています。 広がりは大きいのですが、 緯度が高めにあるためか前周期の太陽風速度の高まりは 10月23〜24日の2日間に留まっています。 今回も同様なのか、より長い期間高速風が続くのか、 3〜4日後くらいからの変化に注目してください。 太陽は、昨日のM1.0中規模フレアの後も、 C8.9、C6.7、C3.5など、 3140黒点群で小規模フレアが続いています。 しかし、規模は次第に小さくなっていて、 X線グラフは変化が目立たなくなっています。 3140群は太陽の西の端に近付いています。 沈んだ後、太陽は穏やかになるのかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |