宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 12:49 C3.6
11:43 C3.3
10:15 C3.4
09:35 C4.1
08:56 C2.9
07:00 C2.6
04:01 C2.2
03:34 C3.6
11/13 21:56 C2.6
15:16 C4.0
10:58 C1.8
02:46 C6.5
01:28 C2.7
11/12 23:51 C2.3
11:18 C4.6
09:09 M1.1
03:26 C4.7

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
3140 11 β C4
3141 14 βγ M1
3145 4 β C3
3146 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 460 +4.8
-2 h 462 +3.5
-4 h 484 +5.1
-6 h 469 +1.2
-8 h 462 +2.3
-10 h 498 +5.0
-12 h 447 -2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
11/14 0.5 4x10^2
11/13 0.6 2x10^2
11/12 0.5 1x10^3
11/11 0.5 1x10^3
11/10 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/ 9 14:30 太陽風は低速になり、磁場の強まりも終わっています。
2022/11/10 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかな状態です。
2022/11/11 14:31 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2022/11/12 13:49 中規模フレアが3回発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。
2022/11/13 13:35 太陽風の速度が少し高まりました。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2022/11/14 13:18 更新
太陽風はやや高速です。太陽でC1〜4のフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度のグラフが後半から不安定になっています。
450〜480km/秒とやや高速くらいで推移している様に見えます。
磁場強度は、6nTと平均的な状態で安定しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、500km/秒台の高速風が4日ほど続いていました。
速度は下がっていますが、
今回もある程度の高まりが回帰したということの様です。

磁場の南北成分は、北向きの時間が長く、
南向きは、弱い変化が時々見られています。
磁気圏は基本的に穏やかで、
AE指数は、小規模の変化が3回起きた程度です。

SDO衛星AIA193では、
南東の端(左下)にコロナホールが見えています。
この領域は前周期にもあり、
27日周期の図の10月23〜24日に高速太陽風が到来しています。

今回も5〜6日後くらいから太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、北西(右上)の3141黒点群で、
C1〜4の小規模フレアが発生しています。
また、その右上の3140群と左上の3145群の活動が強まり、
C1〜3の小規模フレアが発生するようになっています。

今のところ規模の小さい変化ですが、
この後も注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。