宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:49)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 11:18 C4.6
09:09 M1.1
03:26 C4.7
11/11 21:02 C3.6
20:17 M1.2
18:03 C5.9
16:03 M1.2
14:39 C1.9
13:33 C3.3
12:13 C2.5
10:28 C4.6
11/10 04:48 C4.3

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
3140 5 β C4
3141 21 βγδ M1
3145 1 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 415 +0.9
-2 h 422 +3.2
-4 h 420 -3.4
-6 h 420 +5.3
-8 h 413 +0.3
-10 h 374 +6.3
-12 h 366 +7.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -4 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^1
11/12 0.5 1x10^3
11/11 0.5 1x10^3
11/10 0.5 2x10^3
11/ 9 0.5 1x10^3
11/ 8 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/ 7 13:20 M5.2の中規模フレアが発生しました。10月の黒点相対数は 95.4 でした。
2022/11/ 8 13:03 太陽風磁場の強まりが到来し、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まりました。
2022/11/ 9 14:30 太陽風は低速になり、磁場の強まりも終わっています。
2022/11/10 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかな状態です。
2022/11/11 14:31 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2022/11/12 13:49 更新
中規模フレアが3回発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。

担当 篠原

太陽の3141黒点群の活動が強まり、
昨夕、11日16時(世界時11日7時)にM1.2、
夜の11日20時半(世界時11日11時半)にM1.2、
今朝、12日9時(世界時12日0時)にM1.1と、
中規模フレアが3回、
そして、Cクラスの小規模フレアが10回ほど発生しています。
X線グラフが一気ににぎやかになっています。

この後も活動に注目してください。


太陽風は、速度が300km/秒から420km/秒に上がり、
平均的な状態に戻っています。
磁場強度は12nT前後に強まっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見えていなかったのですが、
この後、高速風へ変化するのでしょうか。
引き続き太陽風の変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
南北への変化が繰り返されています。
全体としては北向きの方が長くなっている様で、
そのためか、磁気圏の活動は少し強まっている程度です。
AE指数は、小規模の変化が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。