宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:35)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 10:58 C1.8
02:46 C6.5
01:28 C2.7
11/12 23:51 C2.3
11:18 C4.6
09:09 M1.1
03:26 C4.7
11/11 21:02 C3.6
20:17 M1.2
18:03 C5.9
16:03 M1.2
14:39 C1.9
13:33 C3.3
12:13 C2.5
10:28 C4.6

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
3140 12 βγ C2
3141 20 βγ M1
3145 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:22 467 +4.0
-2 h 461 -2.1
-4 h 458 -1.4
-6 h 471 +2.7
-8 h 477 +3.2
-10 h 482 +4.2
-12 h 486 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^1
11/13 0.6 2x10^2
11/12 0.5 1x10^3
11/11 0.5 1x10^3
11/10 0.5 2x10^3
11/ 9 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/ 8 13:03 太陽風磁場の強まりが到来し、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まりました。
2022/11/ 9 14:30 太陽風は低速になり、磁場の強まりも終わっています。
2022/11/10 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかな状態です。
2022/11/11 14:31 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2022/11/12 13:49 中規模フレアが3回発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。
最新のニュース

2022/11/13 13:35 更新
太陽風の速度が少し高まりました。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜にかけて480km/秒へ上がり、
やや高速になりました。
今朝からは少し下がって、現在は460km/秒です。
12nTに強まっていた磁場強度は、
7nTへゆっくりと下がっています。
太陽風は、このまま平均的な状態に戻りそうです。

磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は (データが乱れていますが)、
変化が少なくなっています。

SDO衛星AIA193では、
南東の端(左下)にコロナホールが見え始めています。
次の注目の領域は、ここになりそうです。


太陽の3141黒点群は、
昨日のニュース以降は活動が下がっていて、
今日未明、13日3時(世界時12日18時)のC6.5と、
C1〜2の小規模フレアを起こした程度です。

隣の3140黒点群でC1〜2のフレアが発生していますが、
X線グラフは、変化が少なくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。