宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/20 13:56 更新 太陽の南東の端の活動が続いています。太陽風は高速です。 担当 篠原 昨日紹介した、太陽の南東の端(左下)で発生した C6.5の小規模フレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 C3(青)の写真ではCMEはかなり淡くなっていて、 弱いCMEだった様です。 横方向の噴出なので、地球への影響はありません。 この領域に現れた黒点には、 3105群と番号が付けられています。 この辺りをSDO衛星AIA171の動画を見ると、 ループ状のプロミネンスが次々と輝いてとてもきれいです。 この様子だと、3105群の向こう側にも活動的な領域がある様です。 この後、新しい黒点が現れるのかもしれません。 注目して下さい。 また、太陽中心部南側の3102群でも、 C1〜2の小規模フレアが発生しています。 太陽風は、昨日のニュースの後、 450km/秒に速度が下がりましたが、 再び500km/秒に高まって、高速の状態が続いています。 磁場強度は、8nTから5nTへ下がっていて、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南北に繰り返し変化が発生していますが、 後半は0nT付近で小さくなっています。 このため、AE指数も、 グラフの中盤で500nT前後の中規模の変化が発生していますが、 後半は静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部のコロナホールが少し西に進んでいます。 明後日くらいに地球へ影響が始まる目安の位置に達しますが、 その前に太陽風の速度は一旦下がるか、高速の状態が続くか、 どの様に推移するでしょうか。 ニュースの運用が無事に回復しました。 グラフの更新やフレアの速報メールなども再開しています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東の端の活動の様子。SDO衛星AIA171。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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