宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/ 5 13:51 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は活発な状態が続きました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日いっぱいは650km/秒とかなり高まった状態が続きましたが、 その後は少し下がり始めていて、 グラフの最後は600km/秒台を割ろうとしています。 高速の状態は続いていますが、ピークは越えたのかもしれません。 磁場強度は、10nTから7nT程度へ少し下がっています。 南北成分は南寄りの傾向が続き、磁気圏の活動は更に高まりました。 AE指数は、1500nTに達する大規模な変化が半日程度続いています。 グラフの後半では、磁場の南向きの変化が弱くなり、 AE指数の変化も500〜1000nT程度に下がっています。 太陽風の磁場強度や速度が下がり始めているので、 磁気圏の活動も規模は一段小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西側(右側)に更に進み、 太陽の中心部にはコロナホールは見えません。 高速太陽風は終わりに向かいそうですが、どうなるでしょうか。 太陽は、南西の端近く(右下)の3089黒点群で、 C1〜4の小規模フレアが頻繁に発生し、 5日1時半(世界時4日16時半)には、 C8.2のフレアも発生しています。 およそ1日間の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 細かい輝きが頻繁に発生している様子が分かります。 3089群は西の端に達していて、この後、見えなくなります また、太陽の中心部南東寄り(左下)の3092群も、 C5.0の小規模フレアを起こしています。 今後、活動が高まるでしょうか。 高速太陽風の影響を受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 GOES衛星のグラフは1万の線に達しています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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