宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/ 1 12:56 更新 太陽は穏やかになっています。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 3088黒点群が見えなくなり、 太陽は、南西(右下)の3089黒点群が目立つだけになっています。 この領域では、昨日の午後からフレアが発生するようになり、 31日16時半(世界時31日7時半)のC4.3の小規模フレアや、 C1〜2の小さい小規模フレアが数回発生しています。 活動が強まる様子はありませんが、この後どうなるでしょうか。 SOHO衛星LASCO C2では、 CME(コロナ質量放出)の噴出は特にありません。 太陽の向こう側に進んだ3088群は、 現在は落ち着いているのでしょうか。 太陽風は高速の状態が続いています。 速度は、550km/秒から500km/秒へゆっくりと下がり、 今朝から再び540km/秒へ高まる変化が発生しています。 磁場強度は、7nT前後で推移しています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で南向きの変化が見られ、 AE指数では800nTの中規模の変化になっています。 太陽風の速度が高まっているので、 磁場の振れ方によって磁気圏の活動は強まりやすい状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 現在の高速風がどこまで続くかですが、 この後下がっても、すぐに高まることになりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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