宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/26 12:05 C6.0
11:15 C4.3
08:11 M1.0
06:52 C2.3
04:42 M1.8
03:48 C8.0
02:36 C7.3
01:30 C3.2
00:42 C2.4
8/25 20:11 C2.0
18:56 C3.6
18:22 C1.8
14:48 C2.0
8/24 --- ---

黒点  8/26 (NOAA)
磁場 フレア
3085 10 β ---
3086 3 β ---
3087 1 α ---
3088 10 β M2
3089 9 β M1
3090 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 351 -0.9
-2 h 345 +0.1
-4 h 338 +0.6
-6 h 346 -0.5
-8 h 363 +1.0
-10 h 349 +3.0
-12 h 354 +1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^3
8/26 0.5 5x10^3
8/25 0.5 4x10^3
8/24 0.5 7x10^3
8/23 0.5 9x10^3
8/22 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/21 10:29 3078黒点群は穏やかになっています。太陽風の小さい乱れが来ています。
2022/ 8/22 14:06 太陽風は高速の状態が続いています。3085黒点群が少し大きくなっています。
2022/ 8/23 12:49 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2022/ 8/24 13:31 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2022/ 8/25 14:11 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。新しい黒点が現れています。
最新のニュース

2022/ 8/26 13:07 更新
Mフレアが2回発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日の午後から太陽の南東(左下)の3089黒点群と、
南西(右下)の3088黒点群の活動が活発になり、
Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生する様になりました。

X線グラフを見ると、全体の強度が上昇し、
フレアの細かいピークが多数発生する様になっています。

そして、今朝、26日4時半(世界時25日19時半)にM1.8、
続いて、26日8時半(世界時25日23時半)にM1.0と、
中規模フレアが2回発生しています。

SDO衛星AIA131によるフレア活動の動画を掲載します。
左側が3089群、右側が3088群の拡大写真ですが、
東西に離れた2つの領域が競っているかのように
フレアの輝きが頻発しています。

NOAA/SWPCの記録では
M1.8フレアは3088群、
M1.0フレアは3089群の発生となっています。

3088群は、黒点が大きな姿を保っています。
昨日からの変化を可視光写真の動画で紹介します。

この後も、3089群、3088群の活動に注目して下さい。


太陽風は、昨日のニュースの後に速度が350km/秒へ下がり、
低速の風に変わっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りで、
速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかです。
AE指数は変化がない状態です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが中心線を越えたところです。
2〜3日後くらいから、太陽風の速度は高まる可能性があります。



3089群(南東)と3088群(南西)のフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南西の3088黒点群の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。