宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 8/26 13:07 更新 Mフレアが2回発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨日の午後から太陽の南東(左下)の3089黒点群と、 南西(右下)の3088黒点群の活動が活発になり、 Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生する様になりました。 X線グラフを見ると、全体の強度が上昇し、 フレアの細かいピークが多数発生する様になっています。 そして、今朝、26日4時半(世界時25日19時半)にM1.8、 続いて、26日8時半(世界時25日23時半)にM1.0と、 中規模フレアが2回発生しています。 SDO衛星AIA131によるフレア活動の動画を掲載します。 左側が3089群、右側が3088群の拡大写真ですが、 東西に離れた2つの領域が競っているかのように フレアの輝きが頻発しています。 NOAA/SWPCの記録では M1.8フレアは3088群、 M1.0フレアは3089群の発生となっています。 3088群は、黒点が大きな姿を保っています。 昨日からの変化を可視光写真の動画で紹介します。 この後も、3089群、3088群の活動に注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュースの後に速度が350km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りで、 速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数は変化がない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが中心線を越えたところです。 2〜3日後くらいから、太陽風の速度は高まる可能性があります。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南西の3088黒点群の変化。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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