宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 8/25 14:11 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風は、上下の変化は見られますが、 400km/秒前後と平均的な速度で推移しています。 磁場強度も5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りの傾向が続いています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールが 太陽の中心線に近付いています。 3日後くらいから 太陽風は速度が高まって行く可能性があります。 それまでは現在の穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南西側(右下)に急に黒点が発生して、 1日である程度の大きさに発達しています。 SDO衛星による動画を掲載します。 今のところ、特にフレアは発生していませんが、 この後の変化に注目して下さい。 また、南東の端(左下)にも新しい黒点が現れていて、 25日13時(世界時25日4時)に、 C1.3の小規模フレアが発生しています。 こちらもどの様に推移するでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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