宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 8/22 14:06 更新 太陽風は高速の状態が続いています。3085黒点群が少し大きくなっています。 担当 篠原 太陽風は、560km/秒と高速の風が続いています。 磁場強度は、9nTに少し強まった状態からやや下がって、 6nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で南向きの変化が少し大きくなり、 AE指数は1000nTに達する大きな変化が発生しています。 その後、南向きの変化は小さくなり、 AE指数の変化も500nTくらいに下がっていますが、 変化は続いています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部はぼんやりと光っています。 このため、太陽風は次第に穏やかな風に変わるのではないでしょうか。 そして、南東の端(左下)にコロナホールが現れています。 次の太陽風の高まりはこの領域の影響になりそうです。 太陽は中心部北側の3085黒点群の黒点が大きくなっています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 この領域では、今朝、 22日5時(世界時21日20時)と8時半(世界時23時半)に、 C1.1、C2.4の小規模フレアが発生しています。 この後の活動に注目してください。 3085黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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