宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:06)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 08:36 C2.4
03:01 C2.0
8/21 13:52 C2.9
8/20 07:17 C1.4
05:11 C6.7
02:46 C2.3

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
3081 5 α C3
3082 2 β ---
3084 3 β ---
3085 6 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 567 -0.6
-2 h 560 -0.2
-4 h 574 -1.8
-6 h 561 +0.1
-8 h 572 +1.3
-10 h 558 -1.7
-12 h 557 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -35 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^3
8/22 0.5 1x10^4
8/21 0.5 7x10^3
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.6 2x10^3
8/18 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/17 13:27 M5.0、M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2022/ 8/18 13:13 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風の速度は570km/秒に高まっています。
2022/ 8/19 14:49 3078黒点群でMクラスの中規模フレアが4回発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/ 8/20 12:25 3078黒点群の活動は終わりを迎えそうです。太陽風の乱れが到来しました。
2022/ 8/21 10:29 3078黒点群は穏やかになっています。太陽風の小さい乱れが来ています。
最新のニュース

2022/ 8/22 14:06 更新
太陽風は高速の状態が続いています。3085黒点群が少し大きくなっています。

担当 篠原

太陽風は、560km/秒と高速の風が続いています。
磁場強度は、9nTに少し強まった状態からやや下がって、
6nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤で南向きの変化が少し大きくなり、
AE指数は1000nTに達する大きな変化が発生しています。
その後、南向きの変化は小さくなり、
AE指数の変化も500nTくらいに下がっていますが、
変化は続いています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部はぼんやりと光っています。
このため、太陽風は次第に穏やかな風に変わるのではないでしょうか。
そして、南東の端(左下)にコロナホールが現れています。
次の太陽風の高まりはこの領域の影響になりそうです。


太陽は中心部北側の3085黒点群の黒点が大きくなっています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

この領域では、今朝、
22日5時(世界時21日20時)と8時半(世界時23時半)に、
C1.1、C2.4の小規模フレアが発生しています。
この後の活動に注目してください。




3085黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。