宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/20 07:17 C1.4
05:11 C6.7
02:46 C2.3
8/19 20:04 C4.0
19:21 C3.0
17:56 C1.9
17:03 C4.5
14:09 M1.1
13:16 M1.6
10:58 C3.3
08:43 C3.9
07:17 C3.5
06:46 C6.3
05:03 C3.4
04:31 C3.0
00:45 C4.2
8/18 23:03 M1.3
19:22 M1.5
18:51 M1.4
17:37 C3.6
17:04 C1.9
14:56 C5.7
14:03 C4.2
13:35 C2.2
13:11 C4.5
11:48 C1.8
09:28 C3.7
08:20 C3.3

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
3078 14 βγδ M2
3081 4 β C4
3082 2 β C2
3083 2 β ---
3084 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 621 -1.1
-2 h 632 +1.0
-4 h 486 -2.7
-6 h 554 +0.4
-8 h 620 -4.5
-10 h 556 -1.8
-12 h 536 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -39 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^3
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.6 2x10^3
8/18 0.5 9x10^3
8/17 0.7 1x10^4
8/16 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/15 10:18 フィラメント噴出によりCMEが発生しています。太陽風はやや高速です。
2022/ 8/16 14:22 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2022/ 8/17 13:27 M5.0、M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2022/ 8/18 13:13 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風の速度は570km/秒に高まっています。
2022/ 8/19 14:49 3078黒点群でMクラスの中規模フレアが4回発生しています。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2022/ 8/20 12:25 更新
3078黒点群の活動は終わりを迎えそうです。太陽風の乱れが到来しました。

担当 篠原

昨日のM1.6の中規模フレア以降、
3078黒点群の活動は低下しています。

昨夕以降、C3〜4の小規模フレアを数回起こした後、
今朝、20日5時半(世界時19日20時半)に
C6.7の小規模フレアを起こしましたが、
以降は目立った変化は発生していません。

可視光写真でも黒点はだいぶ小さくなっています。
活動の高まりはこれで終わりそうです。

昨日のニュースで紹介したC4.4フレアと、
M1.6フレアに伴って発生したCME(コロナ質量放出)の動画を掲載します。
地球に対しては斜め方向の噴出なので、
太陽風の乱れは、到来しても小さい変化になりそうです。


太陽風は、今日未明、20日2時(世界時19日17時)に新しい乱れが到来して、
速度は540km/秒から600km/秒へ、
磁場強度は6nTから10nTへ急に強まる変化が発生しています。
速度は、その後670km/秒まで高まっています。

タイミングから考えると、
18日のニュースで紹介したCMEの乱れが到来した様です。
斜め方向の噴出でしたが、はっきりとした変化がやって来ました。

この後、磁場の南北成分は南向きの変化が繰り返し発生し、
速度が一段と高まったこともあって、磁気圏の活動は強まっています。
AE指数の変化は最大で1500nTに達し、
その後も500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

太陽風は強まった状態が続いているので、
引き続き注目してください。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは西にだいぶ進み、
中心部から東側(左側)にはコロナホールは見えません。
太陽風は次第に穏やかになりそうです。



太陽の右下へ向かう2つのCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。