宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/21 12:51 更新 太陽風磁場の強まりは終わり、太陽風は低速になっています。 担当 篠原 10nT程度に強まっていた太陽風の磁場強度は、 昨夜以降は6〜8nTに少し下がった状態で安定しています。 太陽風の速度は、400km/秒台を割って、 370km/秒と低速の風に変わっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で南北に小さく変化しています。 磁気圏の活動は穏やかになっていて、 AE指数は、300nTの小規模の変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南北に見えるコロナホールが西に進み、 影響が始まる目安の位置に近付いています。 この後、太陽風の磁場強度や速度が高まっていく可能性があります。 どの様な変化になるでしょうか。 注目してください。 太陽では、今朝、21日8時(世界時20日23時)頃から、 南東の端(左下)でC4.1に達する小規模フレアが発生しています。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 南東の端近くの3062黒点群で発生しているのか、 端の少し向こう側で発生しているのか、分かりにくい見え方です。 広い範囲で発生しているのでしょうか。 そして、直後の21日10時(世界時1時)には、 中心部の3060黒点群でC5.6の小規模フレアが発生しました。 同じ動画でこのフレアも紹介しています。 GOES衛星SUVI 304では、 南東の端でプロミネンスの噴出が 繰り返し発生している様子が撮影されています。 息づくような噴き出し方が印象的です。 太陽の可視光写真では、黒点群が8個見えています。 北半球側は5群が一直線に並ぶように見えていて、 こちらも印象的です。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東の端のプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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