宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:40)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20 12:21 C2.0
11:11 C3.3
7/19 13:24 C2.3
08:50 C3.9
01:03 C2.4
7/18 06:33 C4.8
02:22 C3.6
01:11 C2.0

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
3056 11 β C5
3057 11 β C2
3058 7 β C4
3059 6 β ---
3060 6 α ---
3061 2 α C2
3062 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 419 +2.2
-2 h 421 +2.7
-4 h 439 -2.7
-6 h 439 -3.3
-8 h 446 -5.2
-10 h 459 -6.6
-12 h 469 -8.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -17 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -40 -/ -
-8 h -59 -/ -
-10 h -57 -/ -
-12 h -62 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
7/20 0.5 7x10^3
7/19 0.6 2x10^3
7/18 0.6 9x10^3
7/17 0.6 9x10^3
7/16 0.6 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/15 12:18 M1.2、M2.8と中規模フレアが2回発生しています。
2022/ 7/16 09:50 フィラメント噴出が発生し、CMEが地球にも向かっている様です。
2022/ 7/17 09:55 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 7/18 13:41 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
2022/ 7/19 14:38 太陽風の乱れが到来しました。太陽風の速度はやや高まっています。
最新のニュース

2022/ 7/20 14:40 更新
太陽風磁場の南向きの強まりが続き、磁気圏の活動が高まりました。現在は穏やかです。

担当 篠原

太陽風磁場の南向きの強まりは、
昨日のニュース以降も続いて、
最大で -10nTに達し、
今朝まで -5nTを超える状態が続きました。
磁場強度としては、12nTから9nTへゆっくりと下がり、
現在もやや強まった状態です。

速度は、昨夜にかけて480km/秒へ少し高まり、
その後は低下が続いて、
現在は420km/秒と平均的な状態に戻っています。

このため、磁気圏の活動は強まって、
AE指数は1000〜1500nTの大きな変化が
半日程度続きました。
現在は磁場が北向きに変わっているため、
AE指数の変化も最後は小さくなっています。

Dst指数の速報値は、最大で -62nTまで下がっています。
小さい磁気嵐が発生しました。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の南北に
コロナホールの暗い領域が広がっています。
1〜2日後くらいからこれらの領域の影響で、
太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、中心部の3360黒点群で
C3.3の小規模フレアが発生しています。
その他は、C1の小さい小規模フレアが発生している程度です。

可視光写真では、東側に新しい黒点が3か所に現れています。

昨日紹介したCMEについて、
SOHO衛星LASCO C3のその後の動画を掲載します。
太陽の右下に向かって、
ガスが広がっていく様子が良く見えています。
太陽の左上を左に向かう明るい星は、水星です。



Dst指数の速報値は -62nTまで下がっていて、小さい磁気嵐が発生しています。
(c) 京都大学WDC


昨日紹介したCMEの続きの動画。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。