宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/20 14:40 更新 太陽風磁場の南向きの強まりが続き、磁気圏の活動が高まりました。現在は穏やかです。 担当 篠原 太陽風磁場の南向きの強まりは、 昨日のニュース以降も続いて、 最大で -10nTに達し、 今朝まで -5nTを超える状態が続きました。 磁場強度としては、12nTから9nTへゆっくりと下がり、 現在もやや強まった状態です。 速度は、昨夜にかけて480km/秒へ少し高まり、 その後は低下が続いて、 現在は420km/秒と平均的な状態に戻っています。 このため、磁気圏の活動は強まって、 AE指数は1000〜1500nTの大きな変化が 半日程度続きました。 現在は磁場が北向きに変わっているため、 AE指数の変化も最後は小さくなっています。 Dst指数の速報値は、最大で -62nTまで下がっています。 小さい磁気嵐が発生しました。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の南北に コロナホールの暗い領域が広がっています。 1〜2日後くらいからこれらの領域の影響で、 太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、中心部の3360黒点群で C3.3の小規模フレアが発生しています。 その他は、C1の小さい小規模フレアが発生している程度です。 可視光写真では、東側に新しい黒点が3か所に現れています。 昨日紹介したCMEについて、 SOHO衛星LASCO C3のその後の動画を掲載します。 太陽の右下に向かって、 ガスが広がっていく様子が良く見えています。 太陽の左上を左に向かう明るい星は、水星です。 (c) 京都大学WDC 昨日紹介したCMEの続きの動画。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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