宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:10)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/27 00:20 C2.4
3/26 --- ---
3/25 14:07 M1.4
11:28 C2.6
06:05 C1.9

黒点  3/27 (NOAA)
磁場 フレア
2974 2 α M1
2975 3 α C1
2976 13 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:04 435 +6.1
-2 h 415 +1.3
-4 h 413 +4.1
-6 h 418 +5.7
-8 h 420 -5.4
-10 h 423 -0.5
-12 h 411 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -5 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
3/27 0.7 3x10^2
3/26 0.7 2x10^2
3/25 0.7 2x10^2
3/24 0.7 2x10^2
3/23 0.9 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/22 12:55 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 3/23 12:59 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は平均的な速度になっています。
2022/ 3/24 13:45 太陽風が高速になっています。太陽でCフレアが続いています。
2022/ 3/25 14:42 太陽風の速度は下がり始めています。太陽でフレアの発生が続いています。
2022/ 3/26 13:34 M1.4フレアによるCMEの乱れが地球に向かっています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2022/ 3/27 11:10 更新
太陽風は平均的な速度ですが、コロナホールとCMEの影響が始まる可能性があります。

担当 篠原

太陽風は、410km/秒と平均的な状態が続き、
グラフの最後で430km/秒へ少し上がった程度で、
穏やかに推移しています。

一方、磁場強度は、初めは3nTとやや弱い状態でしたが、
グラフの中盤から少し上がって、
現在は5〜10nTと少し強まっています。
SDO衛星AIA193ではコロナホールが西に進み、
影響が始まる目安の位置に達しています。
磁場の強まりに続いて、速度も上昇を始めるかもしれません。

また、昨日お知らせした
25日のCMEによる太陽風の乱れも近づいています。
NOAA/SWPCでは今日の午後の到来を予測していますが、
どうなるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場が強まり始めてから、
南北に少し大きく変化する傾向が見られます。
このため、南向きの変化が強まった頃に、
AE指数に800nTの中規模の変化が発生しています。
現在は北寄りなので、磁気圏は穏やかです。
今後も南北の切り替わりに注目して下さい。


太陽は、27日0時(世界時26日15時)に、
南東の端(左下)の少し向こう側で
C2.3の小規模フレアが発生しています。
可視光写真によると、
ある程度広がりのある黒点が見え始めている様です。
どの様な領域が現れるか、活動度も含めて注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。