宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/17 12:31 更新 太陽は穏やかです。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 昨日紹介した 太陽の向こう側で発生したCME(コロナ質量放出)の、 SOHO衛星LASCO C2、C3による動画を掲載します。 左上方向に少し偏っていますが、 太陽全体を囲む様にガスが広がって見えます。 これが地球側で発生してれば、 明日、明後日あたりは 太陽風の乱れに注目となっていたでしょう。 こちら側の太陽面は、 小さい黒点があちこちに見えています。 しかし、フレアとしては目立った活動はなく、 C1.1の小さい小規模フレア程度です。 太陽風は、370km/秒前後のやや低速の状態です。 磁場強度は、5nTから7nTに少し上がり、 グラフの最後で3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は南寄りの傾向が続いていたため、 磁気圏はある程度活動的になって、 AE指数は200〜600nTの変化が続きました。 しかし、太陽風のグラフの最後を見ると、 この後は磁場の傾向が変わるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 南極から伸びるコロナホールと、 北半球側の低緯度域のコロナホールが目立っています。 明後日くらいから、太陽風の速度が高まる可能性があります。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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