宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
昨日、M1.3の中規模フレアが、一昨日もM1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 --- ---
2/16 02:26 M1.3
2/15 14:13 C4.7
02:04 M1.0

黒点  2/17 (NOAA)
磁場 フレア
2941 1 β M1
2943 8 β C5
2946 5 β ---
2947 1 α ---
2948 8 βγ ---
2949 5 β ---
2950 1 α C1
2951 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 389 -0.2
-2 h 366 -0.6
-4 h 373 -1.9
-6 h 368 -5.4
-8 h 375 -3.7
-10 h 381 -1.1
-12 h 377 -1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.9 4x10^3
2/17 1.2 1x10^4
2/16 1.3 1x10^4
2/15 0.8 1x10^4
2/14 0.7 1x10^4
2/13 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/12 13:29 コロナホールによる高速太陽風が始まっています。
2022/ 2/13 14:24 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2022/ 2/14 14:02 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏はやや活動的です。
2022/ 2/15 13:00 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 2/16 12:48 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽の向こう側で大きいフレアが発生しています。
最新のニュース

2022/ 2/17 12:31 更新
太陽は穏やかです。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

昨日紹介した
太陽の向こう側で発生したCME(コロナ質量放出)の、
SOHO衛星LASCO C2、C3による動画を掲載します。
左上方向に少し偏っていますが、
太陽全体を囲む様にガスが広がって見えます。
これが地球側で発生してれば、
明日、明後日あたりは
太陽風の乱れに注目となっていたでしょう。

こちら側の太陽面は、
小さい黒点があちこちに見えています。

しかし、フレアとしては目立った活動はなく、
C1.1の小さい小規模フレア程度です。


太陽風は、370km/秒前後のやや低速の状態です。
磁場強度は、5nTから7nTに少し上がり、
グラフの最後で3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は南寄りの傾向が続いていたため、
磁気圏はある程度活動的になって、
AE指数は200〜600nTの変化が続きました。

しかし、太陽風のグラフの最後を見ると、
この後は磁場の傾向が変わるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、
南極から伸びるコロナホールと、
北半球側の低緯度域のコロナホールが目立っています。
明後日くらいから、太陽風の速度が高まる可能性があります。



昨日の朝に、太陽の向こう側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。