宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/15 13:00 更新 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の北西(左上)の2941黒点群で、 今日未明、15日2時(世界時14日17時)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 フレアの様子を、GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。 この領域は、掲載のX線グラフの中で C6.1、C7.3、C5.0という 大きめのCクラスフレアをぽつぽつと起こして来て、 今回、Mクラスに到達しました。 この後、西の端に近付いていきますが、 沈む前に次の活動を起こすでしょうか。 その他に活動が目立つ領域はありませんが、 2943群の黒点が復活したり、 新しい黒点が現れたりしています。 太陽風は、速度が420km/秒に下がり、 平均的な速さになっています。 磁場強度も5nTと平均的です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りの傾向が続いていて、 AE指数は、途中まで小規模の活動が続いています。 グラフの最後で変化がなくなっていますが、 太陽風磁場の磁場の傾向が続けば、 この後も小さい変化が見られるのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、南極から縦に伸びるコロナホールと、 北東側(左上)の縦のコロナホールが目立っています。 北東の領域は前周期よりも広がりが大きくなっている様で、 27日周期の図で前周期の1月25日に始まる太陽風速度の高まりは、 より大きい高まりになるかもしれません。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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