宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/14 14:02 更新 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くに500km/秒台を割り、 現在は480km/秒とやや高速くらいになっています。 コロナホールの影響は終わりに近付いている様です。 太陽風の磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 南北成分は弱い南寄りの傾向が続き、 AE指数は300〜600nTの変化が連続的に発生しています。 太陽風のグラフの最後で、磁場は北向きに変化しています。 この傾向が続くと、磁気圏は静かになります。 再び南寄りに変化した場合は磁気圏の活動も続きますが、 速度が下がってきたので、 活動の規模は次第に小さくなっていくでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南極から南東側に広がるコロナホールと、 東端近くに見えているコロナホールの薄暗い領域に 注目して下さい。 太陽は、今朝、14日6時半(世界時13日21時半)に、 北西(右上)の2941黒点群でC7.1と やや大きい小規模フレアが発生しました。 この領域は、昨日の朝のC6.1に続いて 目立つフレアを起こしています。 この他にも黒点がいくつか見えていますが、 活動は穏やかです。 高速太陽風の影響で放射線帯の高エネルギー電子が増加し、 GOES衛星の観測は1万に達しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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