宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:02)
今日、C7.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 06:21 C7.1
2/13 12:05 C2.4
10:43 C6.1
09:50 C3.2
02:20 C8.0
01:38 C9.2
2/12 17:29 M1.4
11:56 C1.5
02:23 C2.5

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
2941 11 βγ ---
2945 4 β ---
2946 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 477 +2.0
-2 h 486 -1.9
-4 h 487 -2.5
-6 h 483 -0.3
-8 h 494 -3.2
-10 h 504 -1.7
-12 h 509 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^3
2/14 0.7 1x10^4
2/13 0.7 2x10^3
2/12 0.7 9x10^3
2/11 0.6 6x10^3
2/10 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/ 9 13:19 プロミネンス噴出が発生しました。太陽風の乱れが近付いています。
2022/ 2/10 12:37 太陽風の小さい強まりが到来しました。1月の黒点相対数は 54.0 でした。
2022/ 2/11 13:14 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2022/ 2/12 13:29 コロナホールによる高速太陽風が始まっています。
2022/ 2/13 14:24 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
最新のニュース

2022/ 2/14 14:02 更新
太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝早くに500km/秒台を割り、
現在は480km/秒とやや高速くらいになっています。
コロナホールの影響は終わりに近付いている様です。

太陽風の磁場強度は、4nTと平均的な状態です。
南北成分は弱い南寄りの傾向が続き、
AE指数は300〜600nTの変化が連続的に発生しています。

太陽風のグラフの最後で、磁場は北向きに変化しています。
この傾向が続くと、磁気圏は静かになります。
再び南寄りに変化した場合は磁気圏の活動も続きますが、
速度が下がってきたので、
活動の規模は次第に小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南極から南東側に広がるコロナホールと、
東端近くに見えているコロナホールの薄暗い領域に
注目して下さい。


太陽は、今朝、14日6時半(世界時13日21時半)に、
北西(右上)の2941黒点群でC7.1と
やや大きい小規模フレアが発生しました。
この領域は、昨日の朝のC6.1に続いて
目立つフレアを起こしています。

この他にも黒点がいくつか見えていますが、
活動は穏やかです。


高速太陽風の影響で放射線帯の高エネルギー電子が増加し、
GOES衛星の観測は1万に達しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。