宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 6/15 07:41 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くまで 470km/秒とやや高速の状態が続きましたが、 その後少し下がって、現在は430km/秒と平均的な状態です。 磁場強度も、7nTから3nTへ下がっています。 太陽風の弱い高まりは、2日ほどで終わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中程で弱い南向きが続き、 AE指数にも300nTの弱い変化がしばらく続いています。 太陽風の速度が下がる頃には、磁場の南北の変化は小さくなり、 AE指数の変化もなくなっています。 SDO衛星AIA193では、太陽の南半球の中央部に 淡いコロナホールが見えています。 2〜3日後にこの領域の影響がやって来るかもしれません。 それがなければ、しばらく低速の穏やかな風が続きそうです。 太陽は、今日も無黒点で静穏です。 WDC -SILSOの黒点相対数の速報値では、 5月30日から6月14日まで、 16日間黒点相対数 0 の日が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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