宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 6/14 13:43 更新 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も少し高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に450km/秒へ上がり、 その後、一旦下がりましたが、 今朝くらいから470km/秒とやや高速の状態に達しています。 磁場強度は、7nTとやや高まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、南北に大きく変化する様になり、 -5nT程度の南向きの変化も起きています。 このため、磁気圏の活動も少し高まって、 AE指数では300〜800nTの小中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193で北半球に見えていた コロナホールに関係した変化であれば、 太陽風の高まりは、比較的短い期間で終わりに向かいそうです。 また、今日の写真では、 南半球側に淡いコロナホールが広がっている様です。 この領域の影響は到来するでしょうか。 太陽は無黒点で、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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